前回は40キロ地点の「岩瀬駅」に到着↓

まるでグランピングみたいなテントの下にて休憩
ここから本格的なナイトウォーク区間になります
(⇒ここまでの記事はこちら)
午後9:00に岩瀬駅をスタート、目指すは20キロ先のつくば停留所
この区間のつくばりんりんロードは田んぼの中、本当に真っ暗闇

そして今の時期はカエルの大合唱がもれなく付いている
そんな中、ヘッドライトの明かりを頼りにひたすら歩いてきます
ただ車へ配慮しなくていいのがとても助かります
さらに今回は倶楽部の皆さまと一緒なので話ながら歩ける

これが100キロを歩くには結構重要だったりします
最初の大会は殆どソロでの100キロ、一人で歩くのは辛かった・・・
なので「お話し」出来るありがたさ、骨身に染みて分かってます
筑波停留所まで20キロ、一度だけトイレ休憩を入れる
そしてこの区間を歩いているうちに日付も変わります
でも深夜、しかも歩き続けなのでそんな事に気を使っている余裕は無し
そして深夜0:40分、つくば停留所に到着

予定より10分ほど時間をオーバー
最後の5キロでちょっとペースが落ていたらしい
ここまで60キロ、さすがに疲れが溜まって脚に痛みもある
「つくば停留所」までは歩くと決めていた地点
そしてこの先どうするかは皆で相談する事になっていた

誰も辞めようとは言わない
でも何となく「ここでやめてもいいか」的な雰囲気になっている・・・
そんな時、女性の大きな声が聞こえる
「間に合った~、待っていてくれたんですね!」
見れば20キロの時、そして40キロの時も一緒に歩いた女性
先ほどの岩瀬駅でも一緒に休憩、私達は先に出発
その時に 「じゃ、つくば停留所で1:00までは待ってます」
確かそんな事を冗談交じりに言った覚えがある
彼女はそれを頼りにひたすら20キロを歩いてきたらしい
しかも最後の5キロは汗をかくほどのスパートまでしたとの事・・・
これで「もう辞めます」なんて誰も言えなくなってしまった
彼女に感謝していいのか、恨んだ方が良いのか
とにかく再スタートしなければならなくなった(笑)
ちなみにこの彼女は少し休憩して知人と一緒に再スタートするとの事
お互いに頑張りましょう・・・
念のため1時間ほど休憩して、スタートしたのは午前1:30
20キロ先の土浦駅に向けて出発します

ただ私は眠くて眠くてフラフラ
朝が早い私は前日も午前4:00に起床、そろそろ丸1日起きている事になる
ここからは疲労と脚の痛さ、それに眠さが加わる三重苦に
なので写真を取る気力もなく歩く
さすがに倶楽部の皆さんの口数も少ない
が
ただ幸いしたのが途中にあった休憩場所↓

つくば停留所を過ぎて約9キロ地点、「小田城跡」にありました
これは本当にありがたかった
暖かい飲み物を頂き、眠くてしようがない私は仮眠する
倶楽部の皆さまもそれぞれ休憩&足の養生をする
しかしみのさん、足の具合がかなり良くないらしい
聞くと親指の下あたりにヒビ?マメ?とにかく酷いとの事
さらに翌日は仕事もある
社会人として遊びで仕事に穴を開けるわけにはいかない
なので泣く泣くリタイヤ、残念!
休憩所にてお別れするみのさん↓

でも何となく嬉しそうなのは気のせいか?
もし嬉しいとしても、その気持ちはよ~く分かります
私だってここでやめていいならマジで終わりにしたい(笑)
みのさんとお別れしたのは午前3:30
スタートからは13時半が過ぎ、残りは30キロ
疲れも脚の痛みも酷いけど、でももうすぐ夜明け

太陽がでれば気分も雰囲気も変わるはず、頑張ります!
その3に続きます (⇒続きはこちら)
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