
THERMOS ジャストフィット缶クーラー
これにビール缶等を入れておくと、冷たいまま飲めます
噂では3時間も保冷できるとの話
日本ではオークション、されにアマゾン等で販売
でも3000円くらいするので、気軽に買えない商品です・・・
でもこのサーモスから同じような新商品がでました
「保冷缶ホルダー」↓

THERMOS 保冷缶ホルダー
しかも国内、ホムセンなどでも普通に買えます
さらにお値段も2000円切ってますし、しかも色も選べる
なので私もホムセンで↓

大人買い(笑)
さてこの日本版、
お値段安くてカラフルですが、その性能やいかに?

「ジャストフィット缶クーラー」と温度対決してみます
しかしその対決は長いので、興味のある方は追記でどうぞ↓

さてその実験、室温25℃の夏日に実施
ビールのアルミ缶に、冷蔵庫で冷やした水を入れて実験

左から何もしない缶、保冷缶ホルダー(日本版)、そしてジャストフィット缶(海外版)
比較のために、何もしないビール缶の温度も測定します
測定用の温度計は料理用
それに時間と気温を測る温度計も設置
まずは最初の温度測定

● 何もなし : 9.1℃
● 日本版 : 7.3℃
● 海外版 : 8:0℃
この時点で温度差があるのは、水を入れた時間差のせいでしょう
さてこれがどう変化するか?
10分経過

● 何もなし : 11.2℃ (最初より+2℃)
● 日本版 ; 7.3℃ (最初より±0℃)
● 海外版 : 8.3℃ (最初より+0.3℃)
「何もなし」缶の温度、見にくくて済みませんが、温度は2℃上昇
サーモス缶は、両方ともほぼ温度に変化無し
30分経過

● 何もなし : 14.8℃ (最初より+5.7℃)
● 日本版 ; 8.0℃ (最初より+0.7℃)
● 海外版 : 8.8℃ (最初より+0.8℃)
「何もなし」缶は1プラス6℃の上昇で、水温は15℃
この温度だともう生温い感じでしょう・・・
サーモス缶は両方とも、30分経っても1℃も上昇してません!
1時間経過

● 何もなし : 17.5℃ (最初より+8.3℃)
● 日本版 ; 9.0℃ (最初より+1.7℃)
● 海外版 : 9.8℃ (最初より+1.8℃)
サーモス缶、1時間経っても2℃も上昇しませんね~、凄い!
でも「日本版」も「海外版」も、ほぼ同じ性能なのか?
お値段の違いは出ないの・・・?
2時間経過

● 何もなし : 21.0℃ (最初より+11.9℃)
● 日本版 ; 11.7℃ (最初より+4.4℃)
● 海外版 : 12.4℃ (最初より+4.4℃)
「何もなし」缶は、ほぼ気温と同じ、サーモス缶もさすがに4℃上昇
しかし「何もなし」缶は20分で4℃上昇、なのでサーモス缶の2時間で4℃はやはり凄い!
それにしても二つのサーモス缶、とも上昇値がピッタリなのが驚きです・・・
なので、やはり海外そと日本版の性能は同じ・・・か?
3時間経過

● 何もなし : 21.5℃ (最初より+12.4℃)
● 日本版 ; 13.7℃ (最初より+6.4℃)
● 海外版 : 14.3℃ (最初より+6.3℃)
3時間たってもサーモス缶、同じ温度上昇
「日本版」そして「海外版」に優劣は無し・・・
結論
サーモスの「ジャストフィット缶クーラー」と「保冷缶ホルダー 」

全く同じ保冷性!
なのにお値段が倍近く高くて、しかも色も選べない海外版は何?
実はこの実験をしようと思ったのは、
「やはりお値段高い海外版の方が性能がいいよね~」
という結果を期待していたのですが、意外な結果に茫然自失・・・
とにかく!
カラフルでお安い↓

国内版が絶対にお勧めです(笑)
それでも海外版のメタリックな感じが好き!
さらには他人と一線を隔したいなら↓

こちらもありでしょう(笑)
いや、ほんと意外でした・・・
でもここでふと思ったのは・・・

ビールって、10分もしないで空になりますよね
それなら別にこんなモノなくてもいいのかな~なんて・・・
いや、そんな事を考えちゃいけない!
なので今度は、もっと別の試練!

焚き火の脇とか、BBQ脇とかに置いて、さらに過酷な検証してみます
でもほんと、意外な結果にビックリでした
最後にmikkieさんに作って頂いた↓

グラフも載せておきます
さすが理系のmikkieさん、ありがとうございました!
(⇒さらにキャプテンスタッグの保冷マグと温度対決した記事はこちら)

サーモス、本当に必要なのか?
いや、そんな事考えちゃいけない・・・